クエン酸

クエン酸は、酢やレモンなどの柑橘類に含まれる酸味成分の一種です。古くより疲労回復に良いとして親しまれてきました。 クエン酸は、体内で糖を代謝して、重要なエネルギーに変える働きがあります。また、血液をサラサラにする働きがあり、脳梗塞再発の予防に期待できます。 クエン酸は、野菜や果物、動物組織などに含まれている成分です。一般には、野菜よりも果物のほうがクエン酸を多く含んでいます。 クエン酸は、無色無臭の安全な物質で、酸性のため、アルカリ性の汚れに効果的です。環境にやさしく、アルカリ洗剤では落ちにくい汚れやニオイを落とします。 クエン酸は一般的に人にとって安全な成分であり、重篤な副作用は報告されていません。しかし、クエン酸アレルギーが生じたり、クエン酸を大量に接種する事での､下痢､腹痛､胃腸の不快感といった副作用は考えられます。 クエン酸は水溶性なので大量に飲まない限り、副作用の心配はありません。ただし空腹時に飲むと、胃に負担がかかりますのでご注意下さい。