琵琶湖博物館、ビワコオオナマズの大型水槽が破損 ナマズの状態確認中
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2023-09-17 17:10:31
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琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)は10日、体長約1メートルのビワコオオナマズ1匹を展示する大型の円形水槽が割れたと発表した。
安全確認のため水族展示室を閉鎖し、ナマズの状態を確認している。
同館によると、同日朝、水位低下を知らせる警報が鳴ったため職員が駆けつけると、水槽(高さ3・8メートル、直径5・1メートル)が大きく割れ、周囲が浸水していた。
水槽は厚さ4センチのアクリルでできており、1996年の開館当時から使用しているという。
前日までの目視の巡回点検では異常は確認されなかったといい、老朽化の可能性も含めて破損の原因を調べている。
ビワコオオナマズは琵琶湖の固有種で、日本のナマズの中で最も大きい。水槽にいたナマズ(体長85センチ)は同日午後、水槽内で発見された。
擦り傷はあるが命に別条はないという。
西村武副館長は「水槽の破損は想定できていなかった。開館以来の大きな事故で、楽しみにされていた方々に申し訳ない」と述べた。
家族3人で訪れた守山市の40代男性は「ブラックバスを目当てに来たが、見られなくて残念。また来ようと思います」と話した。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/970693
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