富士急行の決算 最終的利益は６倍余りに 観光需要が回復

富士急行のことし３月までの１年間のグループ全体の決算が発表され、最終的な利益は観光需要の回復などから前の期の６倍余りとなる２３億１８００万円となりました。 富士吉田市に本社がある富士急行は、ことし３月までの１年間のグループ全体の決算を発表しました。 それによりますと、売り上げにあたる営業収益は４２９億２４００万円で、本業のもうけを示す営業利益は４２億４３００万円と前の期の７億６１００万円と比べおよそ５.６倍となりました。 営業収益を部門別にみると、入国制限の緩和や全国旅行支援によるレジャー需要の回復で、鉄道やバスなどの「運輸業」は前の期よりおよそ３０％多い１３７億６４００万円、遊園地やホテルなどの「レジャー・サービス業」は前の期より２０％多い２１８億８８００万円と、いずれも大幅に増えています。 この結果、グループ全体の最終的な利益は２３億１８００万円と、前の期の３億７６００万円と比べて６.１６倍に増えました。 引用元 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20230510/1040020098.html